2005/9/18
  ヒッコリーの好走で有望なシーズンを締めくくった岡本

2005年9月17日(土曜) ノースカロライナ州ヒッコリー

岡本章平は、NASCARダッジ・ウィークリー・シリーズ(レイトモデル部門)の2レース目となるヒッコリー・モーター・スピードウェイのブロスマン・プロパン50を13位完走という成績で終え、貴重な経験を積んだ。

練習時間が限られていたにも関わらず、岡本はNo.84OAMラーキー・モータースポーツ・モンテカルロを駆ってショート・トラックのベテランを相手に将来性を感じさせるバトルを演じた。

「マシンの状態はプラクティスのときよりずっと良くなっていた。スピードを乗せて走ることができ、コーナーでも安定していた。スタートはかなりよかったので、ただ前についていって、チェッカーフラッグを受けられるよう、アクシデントを避けることに集中していた」と岡本は語っている。

0.363マイルのオーバルトラックで行なわれた自分自身にとって初めてのナイトレースに出場した岡本は、「NASCARスター誕生の場所」と呼ばれる難しいショート・トラックにすばやく順応した。

「多くのドライバーを見て、どうやって走り、どのように他のマシンを抜いてるか観察しました。レース中盤に初めてひとり抜いたときには興奮したし、楽しかった。バンバーをぶつけるような走りもしてたが、いい経験になった」と岡本は語っている。

13番手でスタートした岡本は、このシリーズにレギュラー参戦しているエバーンハム・モータースポーツのトミー・レーンと、12番手を争ってレースのほとんどを消化した。

「抜こうとしたとき、タイミング悪く先頭集団にラップされたので、ラインを譲らなければならず、前へ出られなかった。それからは先頭グループの後ろについて走り、大きな変化はなかった。内容には満足しているし、かなり良かったと思う」

「最後まで走ってチェッカーフラッグを受けられたのがよかった。もうすこし走り込めていれば、セッティングも良くなっていただろう。今日はスピードを乗せて走るとコーナーの中ほどでオーバーステアが出た」

50周のスプリントレースで、今年のNASCARダッジ・ウィークリー・シリーズは幕を閉じた。岡本にとっては、土曜の夜にレースをしショートトラックの経験を積んでNASCARの有力ドライバーとしてスタートする絶好の機会になったことだろう。

「いい経験になった。たくさんのことを学び、熱くなったし、楽しかった。もちろんストックカー・レースをこれからも続けたい」


マイク・ラーキー(ラーキー・モータースポーツ チーム・オーナー)
「(岡本の活躍について)見事な活躍をしてくれた。本当にいい仕事ぶりだった。混雑したコースにも適応し、自分のラインを守っていた。なかなか呑み込みが早いので感心した。この種のレースでやっていける素質がある。ここはそういう場所だ。アーンハート一家も、ジャレット一家も、ドライバーはみんなヒッコリー・モーター・スピードウェイで育った。みんながここで勉強したんだ」

マーク・セッツァー(No.81モンテカルロ チーフ・メカニック)
「(岡本の活躍について)アキはほんとうにいい仕事をした。ポールポジションを獲ったドライバーはもう40年もやっているが、彼はまだたったの2レース目だ。そう考えるとすばらしいことだ。1日中、彼にあったマシンを仕上げるためにがんばった。そしてレース終盤には、トップグループからコンマ1秒遅れのペースで走っていたんだ。必要なのは時間だけだ。いい仕事をしており、こちらの要求にすべて応えてくれた。熱心にノートをとり、いろいろと質問してきた。ここで成長するには、そういう姿勢が必要だ。すべてを正しくこなしたので、もっと一緒に仕事をすれば、彼にあったマシンができるだろう」