2008/2/14



  玉田誠、開幕直前のカタールで最終テスト

2月23日(土)、カタールにあるロサイル・インターナショナル・サーキットにて開幕を迎えるFIMスーパーバイク世界選手権に出場する玉田誠は、今月の10日から12日までの三日間、最終テストを開幕と同じサーキットで行った。

1月上旬に行われたフィリップアイランドでのテストで出た問題を解決し、万全の体制で開幕を迎えるのが今回のテストの目的。玉田は久しぶりのスーパーバイク参戦、そして自身初めてとなるカワサキライダーとしての参戦に闘志を剥き出しにしている。

だが、サーキットに到着してすぐに、不運なニュースがチームに届く。今回テストに使用される予定の新バージョンエンジンが輸送中に横転し、持ち込んだエンジンのうちの3機が全損。初日はその影響で数周しか周回できず、タイムの計測もなかった。

2日目は朝から走行を開始。エンジンブレーキのマッピングや、前回のテストで玉田を困らせたチャタリングの解決に周回を繰り返した。また、今回のテストでチームは昨年型のスタンダードのピレリタイヤでのテストを余儀なくされ、新型のタイヤは開幕戦までお預けとなっていた。この日のタイムは2分1秒05を計測した。

3日目にはTカーがやっと出来上がり、このマシンのセットアップを主に、2台のマシンを交互に乗り、周回をこなして行った。午前中はプライマリー・マシンのギアのトラブルでわずか6周しか出来なかったが、メニューを消化していった。どうにかベースセットを見つけることはできたが、初日の遅れを取り戻すことができず、今回のテストを終えた。この日のベストタイムは2分0秒200を計測。ドゥカティ・ワークス勢の間に入る4番手で最終日を終えた。

玉田はこのままカタールに滞在し、来週開幕を迎える。

コメント
玉田誠
どうにかベースセットを見つけることが出来ましたが、初日のトラブルは痛かったです。やりたかった事がすべてできませんでした。でもKawasaki Ninja ZX-10Rのエンジンが持つポテンシャルは高く、他のマシンと比べても十分に戦えることが確認できました。今回はスタンダードの旧型タイヤでしかテストできませんでしたが、セッティングの方向性も見えたので、来週の開幕が楽しみです。