#73 青木治親
オートレースチーム・HARC-PRO.

FIM 2005 世界耐久選手権シリーズ第3戦
“コカコーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース
三重県・鈴鹿サーキット
7月31日(日) 決勝
天気:曇り一時雨
決勝:3位(総合)
決勝:1位(JSB)
予選:12位

遂に2年ぶりとなる決勝日を迎えた青木。レースウィーク最終日となった7月31日(日)、12番グリッドからスタートするオートレースTEAM HARC-PRO.は安田毅史がスタートライダーを務めることになり、青木はセカンドライダーとして決勝を走行することになった。

スタート前のグリッドでは笑顔もこぼれるほどリラックスしていた青木だが、いざ走行に入ると持ち前の集中力でポジションアップを図るべく、果敢な走行を見せてくれた。総合10位でコースインしていった青木は前を行く#11 SevenStars Honda 11より速いペースで追いかけていた。2分12秒台のラップは全体でも5〜6番手タイム、32周目には#11 SevenStars Honda 11の藤原克昭をデグナーでパス。その後の走行でも後続を引き離していき、前にはタイムを詰める快走、50周目に8番手とポジションを上げてのライダーチェンジとなった。その直後に、雨が降り出し、コース上はヘビーウェットとなり、レインタイヤでの走行となった。

92周目、スタートから3時間40分を回ったところで2回目の走行が始まった。コース上はまだヘビーウェット。雨も落ちていたが、青木は2分31〜32秒台のタイムを刻み、総合5番手をキープしていた。この地点でJSBのクラストップを快走、その後も安定したタイムで走行していた青木は、他チームのトラブルもあり、総合2番手まで浮上。レースも中盤を過ぎていたことからも表彰台の期待が持てるポジションだった。走行中に雨は小雨となり、ライダーチェンジ前にはコース上はドライとなっていたことから、再びスリックタイヤに履き替えて安田がスタートしていった。

その後、安田が#11 SevenStars Honda 11に抜かれ総合3番手になるもそのポジションをキープ。残り2時間30分で3回目の走行となった青木も総合3番手をキープ、上位陣の中でも速いタイム2分14秒台で走行していた。2番手を走行していた#11 SevenStars Honda 11との差は僅かだったことからも青木はよりアグレッシブな走行を見せた。そしてコースインから10周目となる159周目のヘアピンで遂に捕らえることに成功。2年ぶりのロードレースとは思えない走り、その走りは観客のみならず全ての人を魅了していた。そして、残り1時間となったところで最後のライダーチェンジ。後は安田に全てを託した。

安田も順位をキープしたままの走行。青木は「時間が経つのが遅いよ」とピットでやきもきしながらゴールを待っていた。そして午後7時30分、ノントラブルで走りきったオートレースTEAM HARC-PRO.は総合3位という成績を残すことになった。また、JSBクラスではクラス優勝という快挙も同時に成し遂げることになった。

青木治親コメント
「もう相当嬉しいですね!! (ロードレースの)現役時代でも成し遂げることが出来なかった表彰台。そこに立つことが出来たのは協力してくれる全ての人と、チームの総合力の賜物です。レインコンディションでの走行は、タイヤも良くて特別問題はなかったですね。2人のライダーとも転ばす上手くレースを運べ、表彰台に立てて、オートレースのこともアピールできて、何も言うことがないレースウィークになりました。これからもっとオートレースを知ってもらうように色んなかたちでがんばっていきたいです。今後はオートレースに戻りますが、応援よろしくお願いします」
FIM 2005 世界耐久選手権シリーズ第3戦“コカコーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース