青山周平
スーパーバイク世界選手権第6戦ソルトレイクシティ レポート

2008年FIMスーパーバイク世界選手権シリーズ第6戦
6月1日(日) アメリカ・ミラー・モータースポーツ・パーク(全長:4.907km)
天気 予選日:晴れ/決勝日:晴れ

#88 青山周平(Alto Evolution Honda Racing/ Honda CBR1000RR)
<予選>10番手 ベストタイム1分49秒947
<スーパーポール>14番手 ベストタイム1分50秒007
<レース1決勝>リタイア ベストタイム1分51秒444
<レース2決勝>リタイア ベストタイム1分51秒619

青山周平にとって人生初めてのアメリカとなったFIMスーパーバイク世界選手権シリーズ第6戦。その戦いの舞台となったのは冬期オリンピック開催地で有名なユタ州ソルトレイクシティ。サーキットは、山々に囲まれ、冬期オリンピックではスキー競技などが行われたミラー・モータースポーツ・パーク。オープンしてからまだ2年しか経っていない新しいサーキットだ。

第4戦のバレンシアから2008年型のCBR1000RRを導入。前戦まで初期トラブルに見舞われ、青山は思った通りに走れなかったが、今回はチームが万全な体制を築きレースウィークを迎えた。

その成果は初日から出ることになった。午前中に行われた公式プラクティスの出足から好調ぶりを見せた青山。今シーズンに入ってからは常に20番手以降に甘んじていたが、このセッションで8番手タイムをマーク。予選1回目では1分50秒413で11番手につき、暫定ながら初のスーパーポール出場枠を獲得した。

2日目もその好調ぶりは継続した。今までがまるで嘘のように、初日からトラブルがなかった青山は、予選2回目でタイムアップに成功。1分49秒947をマーク。予選10番手で初のスーパーポール進出を決めた。

そして、迎えたスーパーポール。人生初の経験に戸惑いはあった。コースを占領しての走行に慣れなく、最初は出遅れたが、どうにか1分50秒007をマーク。予選14番手で決勝に進んだ。

そして、スーパーバイクに転向してからの初ポイント獲得を狙う青山は、決勝レース1でロケットスタートを決めた。だが、第1コーナーで前を走るマシンが転倒しそうになり、青山は接触を避けるためにスピードを落とした。それでもオープニングラップを12位で通過した。そして12番手争いをしていた13周目にマシントラブルが発生。ピットインを余儀なくされ、痛恨のリタイアとなった。

レース1でのマシントラブルの修復が不可能と見たチームはレース2でフィーリングが出ていなかったTカーでの出場を決断。スタートで出遅れた青山は、なかなかタイムをあげることができず、順位を落としていく。そして、13周目にはマシンの挙動がおかしくなり、14周目にはコントロールすることも困難になっていた。危険だと判断した青山はそのままピットインし、レース2もリタイアで終わった。

ポイント獲得が見えていただけに、残念な結果にレース後落胆を隠せなかった青山だが、今回の彼の走りは、トラブルさえなければトップ10圏内で十分に戦えることを証明したレースになったと言えるだろう。


青山周平コメント
「あれだけ悩まされたトラブルが決勝まではなにもなかったです。スーパーポールに進出ができてとても喜んでましたが、決勝でトラブルが発生したのはとても悔しいです。でも、これで自分にかなりの自信がついたので、次戦はポイントを獲得できるようにがんばりたいと思います」

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