



|
青山周平
スーパーバイク世界選手権第11戦ドニントンパーク レポート
2008年FIMスーパーバイク世界選手権シリーズ第11戦
9月7日(日)
イギリス ドニントンパーク・サーキット(全長:4.023km)
天気 予選初日:雨/予選2日目:雨/決勝日:雨時々晴れ
#88 青山周平(Alto Evolution Honda Racing/ Honda CBR1000RR)
<予選>29番手 ベストタイム 1分50秒093
<レース1決勝>14位 ベストタイム 1分35秒176
<レース2決勝>17位 ベストタイム 1分49秒431
長い夏休みが終わり、シーズンが再開したFIMスーパーバイク世界選手権シリーズは前戦に続き、イギリスでのレースとなった。舞台となったのはドニントンパーク・サーキット。青山にとっては世界選手権GP250時代から走り慣れたコースで、また好きなコースでもあった。
その初日は雨。そして最高気温でも摂氏14度という悪いコンディションの中での走行となった。午前中のフリー走行は新エンジンの投入のためのチェックに専念した。だが、セッティングを詰め切れず、マシンがグリップしてくれないという現象に悩まされていた。午後の予選1回目でもタイムを出すまでのセッティングがみつからず、1分56秒132までしかタイムを記録できず、この日を33番手で終えた。
2日目に行われた予選2回目も路面がウェットコンディション。青山は前日からセッティングを詰めたが、詰め切るところまでいかず、1分50秒093。29番グリッドで決勝を迎えることになった。午後に行われたフリー走行2回目でもさらにタイムを縮め、1分49秒341でこの日の走行を終えた。
そして迎えた決勝レース1は大荒れの展開となった。この週末、初めてのドライコンディションとなり、青山は走りに戸惑いを隠せなかった。ドライコンディションとはいえ、まだまだコース上はラインを外すと濡れている状態。その中で、スリックタイヤを選択した青山はペースが上がらず、1分41秒台がベスト。我慢の展開にも、この悪いコンディションの中、上位陣に転倒者が続出し、7周目には23番手まで順位を上げていた。
そして、9周目に他車のマシントラブルでコース上にオイルが。危険だと判断した主催者はここで赤旗中断とした。この中断が青山に考える余裕を与えた。気を取り直して、挑んだレース1の第2ヒート。21番グリッドからスタートした青山は、第1ヒートとは別人のような走りを見せた。スタートを決めた青山はオープニングラップを16番手で通過。1分35秒台までペースをあげ、周回を重ねるごとに順位をあげていく。そして6周目には12番手まで順位をあげていった。その後、14番手まで順位を落とすが、ペースをキープした走行が続いた。そして10周目には今度は雨が降り出し、このレース2度目の赤旗でレースは終わった。
第1と第2ヒートの合計タイムで順位が決まるワールド・スーパーバイク。青山は総合でも14位になり、アメリカ戦に続く2度目のポイントを獲得した。
決勝レース2はレース1と打って変わって大雨のレースとなった。全車がスタートのためにグリッドについた直後から雨が降り出し、スタートは遅延。青山はグリッドからピットに戻り、雨用のセッティングにしてあったスペアバイクに乗り換えた。このため、ウォームアップラップの開始にグリッドにつけなかった青山は、ピットレーンからウォームアップラップに入ることになり、グリッドは降格となった。
それでも青山はコンスタントに1分49秒台のペースで周回を重ね、順位を徐々に上げていき、そして17位で完走した。 青山周平コメント
「今週末は自分を見直すのにいい週末になったと思います。ポイントが獲れたし、これをはずみに残り3戦を全力をあげて戦いたいと思います」 |