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青山周平
スーパーバイク世界選手権第12戦バレルンガ レポート
2008年FIMスーパーバイク世界選手権シリーズ第12戦
9月21日(日)
イタリア・バレルンガ(全長:4.110km)
天気 予選初日:雨/予選2日目:晴れ/決勝日:晴れ
#88 青山周平(Alto Evolution Honda Racing/ Honda CBR1000RR)
<予選>24番手 ベストタイム 1分39秒531
<レース1決勝>19位 ベストタイム 1分39秒489
<レース2決勝>17位 ベストタイム 1分38秒590
前戦のドニントンで今季2度目のポイントを獲得した青山周平。その良い感触を連れて、青山はスーパーバイク世界選手権第12戦の舞台となるバレルンガ・サーキットに入っていた。ここバレルンガで青山はこの夏の事前テストに参加しており、今週もスーパーポール進出そして自己ベストのリザルトを目標に意気込んでいた。
初日は前回のドニントンに似たような天候。朝から雨が降り、肌寒い天候の中でのスタートとなった。午前中に行われたフリー走行1回目のスタートから良いフイーリングを得ていた青山。手応えを感じ、攻めの周回を重ねていた。だが、セッションも終盤に差しかかったところで、ハイサイドで転倒。左手の人差し指を痛めてしまった。
セッションが終わり、午後開催される予選の前にメディカルに行った青山。検査の結果、骨折は認められなかったが、痛めた人差し指が倍以上も腫れ、時間が経つほどその痛みも増していた。それでも果敢に予選に挑戦した青山。クラッチを握ると激痛が走りながらも、周回を重ねた。セッション終盤は雨脚も強くなり、翌日が晴れの予報だったため、多くのライダーがすでに走行を取りやめていたが、青山はそれでも痛みをこらえ、ひとり走行を続けた。
2日目は予報通りの快晴となった。この週末初めてのドライ・コンディションになった予選2回目。セッションの序盤でタイヤ選択をするための走行をした青山は、手応えのあるタイヤを見つけ、そこからは良い感触を得ての走行が続いた。セッテイングも決まり出し、スーパーポール進出にも自信があった青山はセッションの中盤からタイムアタックに出る。だが、不運にもエンジンが壊れた。青山のチームメイトである、マット・リンも青山の前に同じところでエンジンをブローさせていた。競技委員会は同じチームが同じセッションで2度もエンジンを壊し、その結果2度の赤旗を出したチームにペナルティを課し、このセッションでの走行を禁止。スーパーポール進出に自信を持っていた青山にとっては悔しい裁きとなった。その結果、タイムは1分39秒531が予選タイムとなり、決勝は24番手スタートとなった。
気を取り直して、午後のフリー走行に挑んだ青山。手の痛みは依然あったが、午前中の予選の悔しさを晴らし、スーパーポール進出が可能だったことを裏付けるような快心の走りを見せた。1分38秒台前半をアベレージしていた。セッション終盤になり、スーパーポール進出組が予選用タイヤでタイムを出したため、順位は15番手になったが、レースタイヤでは6番手あたりを走行し、決勝へ向けて好感触を得ていた。ひとつ心配があるとしたら、それは左手の痛みをどこまで我慢できるかだった。
そして迎えたレース1。まずまずのスタートを決めた青山は、遅いマシンに行く手を邪魔されながらも、徐々に順位を上げていき、レース中盤には18位まで順位をあげていた。だが、そこから心配していた左手の痛みが青山を襲う。徐々に左手の感覚が無くなっていった。クラッチをちゃんと握っているかもわからない程になっていた。だが、その痛みを我慢し、青山はレースを完走。19位でのゴールだった。
気温が下がり出し、スタートしたレース2。スタート直後の混乱をうまく切り抜けた青山はオープニングラップを21番手までジャンプアップ。そこから、38秒台中盤のペースで徐々に順位を上げて行き、レース中盤から終盤にかけては17位争いを展開した。一時は18番手に落ちるが、残り5周のところで相手のミスにつけ込み、17位を奪取。そのままゴールとなった。
青山周平コメント
「今週は予選2回目のペナルティがなにしろ悔しいです。スーパーポール進出には自信があったので、本当に残念です。でもこれで上位陣とも戦える自信がつきました。手の怪我を早く治して、残り2戦、来年につながる、見せるレースをしたいと思っています。」
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