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全日本ロードレース選手権シリーズ第8戦 岡山県・TIサーキット英田
観客動員数:29,600人
#91 加藤直樹
10月19日(日)決勝 リタイア
10月18日(土)予選 30位 1分37秒955
岡山県・TIサーキット英田で2003年シーズンの最終戦となる第8戦が開催された。今回はTIラウンドとしては珍しく、レースウィークを通して天気に恵まれたものの、朝晩の冷え込みは激しく、最終戦という言葉が納得できる季節を感じさせる。
前回のSUGOで初ポイントを獲得し、さらに上位を目指して今回のTIサーキット英田に乗り込んだ加藤だったが、他のサーキットにはないレイアウトと路面コンディションに600というマシンを合わせることに苦戦。レース前のテストでの感触では、厳しいレースになりそうだった。
金曜日のセッションでは、事前テストよりもタイムも上がり、足回りの問題点も把握できていた。「サスペンションセッティングの方向性も、これならいい方に進んでいる」と当面の目標としていた1分36秒台も見えてきていた。
土曜、日曜とタイヤが2セットしか使用できないST600クラスでは、予選は実質1セットのタイヤで争われる。そのため、たいてい予選1回目のタイムでグリッドが決まってきていた。今回、加藤はA組での走行となったが、予選1回目は朝8時からの走行。すでに朝晩の冷え込みもあり、多くのライダーが午後から行われる予選2回目に照準を合わせていた。加藤も予選1回目ではタイヤを温存する走りでセッティングを進め、予選2回目に勝負を賭けた。しかし…。予選2回目開始直後に転倒を喫してしまう。コースオフィシャルの迅速な対応、クルーはもちろん、他のチームのスタッフの協力もあり、マシンは何とか修復される。加藤は痛む体をおして再びコースに出て行く。目標としていた1分36秒台には届かなかったが、自己ベストをマークしA組15番手に着け、30番手グリッドからスタートすることになった。「予選では気合いを入れすぎてしまい、気持ちが先に行ってしまった。本当に協力してくれた人たちのおかげで予選を戦えたので感謝したいです」
快晴となった日曜日。転倒の影響もあり首のむち打ち、頭痛もあったが、最終戦だけに気合いを入れ直してレースに臨んだ。この日、最初のレースとなったST600クラスは、午前10時にスタート。スタート直後から転倒があるなど、アクシデントが起きやすい状況となっていた。加藤は、スタートでポジションを上げ、2、3周でペースをつかむと、気持ちを入れ換え上位を目指す。5周目には21位に上がり、さらに前を抜く体制に入っていたが…。ヘアピンの立ち上がりで後続のマシンに追突され転倒。残念ながらリタイアという結果となってしまった。
加藤直樹コメント
「接触された瞬間は何が起きたのか分からなかった。ただ、予選でこの位置にいてはいけないことを痛感したレースでした。アクシデントの確立も高くなりますから。来シーズンは、もっと自分のレベルを上げて、予選ではもっと前に並び、いいレースをやっていきたい。今シーズンは自分のチームを立ち上げて、新しいクラスに挑戦してきました。これも、スポンサー各位を始め、多くの方の協力があってできたことです。本当に心から感謝しております。結果で恩返しできなかったことを反省し、今年走った7戦での経験を生かして、来年も頑張ろうと思っております。引き続き応援をお願い申し上げます」
※11月9日(日)に茨城県・筑波サーキットで開催される筑波3時間耐久に出場予定です。
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