全日本ロードレース選手権シリーズ第3戦 茨城県・筑波サーキット
天気:雨時々曇り 観客動員数:15,200人(2日間合計)

#33 加藤直樹
5月16日(日)決勝 14位 33分22秒656(30Laps)
5月15日(土)予選 5位 0分59秒734

茨城県・筑波サーキットで全日本ロードレース選手権シリーズ第3戦が開催された。金曜日のA.R.T.合同テスト、土曜日の公式予選とドライコンディションとなったが、日曜日は天気予報通り、朝からあいにくの雨に見舞われてしまった。

第2戦のオートポリスでの経験を生かし、セッティングの詰め方、タイムの出し方を実践していこうとしていた加藤だったが、金曜日の走行では、なぜかタイムが出せない。自問自答を繰り返し、メカニックとディスカッションを進める。公式予選では、ブリヂストンのハード目のタイヤをチョイス。このフィーリングがよく、予選1回目に59秒734をマークしA組2番手につける。ST600クラスは使用可能なタイヤが予選・決勝を通じて2セットと限られているため、たいていタイヤの状態がよい予選1回目にベストタイムを記録する。加藤は予選2回目でも59秒988と59秒台に入れる走りを見せ、ライダーとしての成長ぶりを見せた。予選は5番手と惜しくもフロントロウは逃したものの、前回より2つポジションを上げる結果となった。

決勝日は霧雨が降ったり止んだりする難しいコンディションとなった。ウェット宣言が出され、シグナルがブラックアウトすると一斉にスタート。セカンドロウからスタートした加藤は、そのまま5番手で1コーナーに進入していく。ハーフウェットという路面コンディションでレインタイヤを履く経験が絶対的に不足していた加藤は、タイヤをうまくもたせることができず、スライドに悩まされながらも周回を続ける。しかし、ペースを上げることができずに順位を落としていく。レース後半はさらに路面が乾くと、さらに厳しい状況となっていた。“とにかくゴールする”という強い気持ちで何とかチェッカーまでたどり着き14位でゴール。貴重な2ポイントを獲得することができた。

加藤直樹コメント
「オートポリスで学んだことを形にできたのが予選でした。ブリヂストンのハードタイヤもよかったし、自己最高グリッドの5番手も獲得できました。決勝はハーフウェットというコンディションでうまく走ることができなかった。アクセルの開け方やライディングでベテランライダーとの経験の差が現れてしまった。悔しいレースとなってしまいましたが、この経験を次回以降に生かしていきたいです」

次回、第4戦は6月12日(土)・13日(日)に栃木県・ツインリンクもてぎで行なわれます。