全日本ロードレース選手権シリーズ第3戦 茨城県・筑波サーキット

#5 菊池寛幸
5月11日(日)決勝 2位 30分19秒197(30周)
5月10日(土)予選 3位 1分0秒231

昨年の最終戦から約半年。長いシーズンオフも終わり菊池の2003年シーズンがようやく開幕した。全日本ロードレースは、これまでの2戦でJSB1000クラスとST600クラスが、それぞれ独立して行われたために、菊池の参戦するGP125クラスは今回が開幕戦。今シーズンはバトルファクトリーにメンテナンスを委託。メカニックも変わり新たな体制でスタート。開幕が遅くとも準備はレース直前までかかってしまい、事前テストもなし。ドタバタのままレースウィークを迎えることになってしまった。
“Xbox TEAMウイリー”として初めて臨む筑波。金曜日の走行では、2セッションともトップタイムをマーク。しかし実際はエンジンのデトネーションが止まらず、足回りのセットアップまで手が回らない状況だった。結局予選もその対策に追われてしまうが、3番手グリッドを確保する。

決勝は、朝のウォームアップでコンパクトにコーナリングできるセッティングに変更。これがうまく当たり、レース序盤からトップを走行。青山周平選手、小室旭選手と共にトップグループを形成する。菊池はレース中盤でトップを走るが、19周目の1コーナーで小室選手にかわされ2位に後退。そのままレース終盤を迎える。そしてラスト2周となったところで小室選手をかわして再びトップに上がり、ラストラップを迎える。第2ヘアピンを立ち上がり、背後には小室選手をかわした青山選手が迫っていた。バックストレートをスリップストリームを嫌いマシンを振り、勝負所となる最終コーナー進入でインを閉める。最終コーナーをアクセルを開けながら立ち上がっていき、2台のマシンは並んでゴールラインを通過する。ガッツポーズをする菊池だったが…。リザルト上のタイム差は0秒000だったが、結果は写真判定で2位。惜しくも勝つことはできなかったが、今回の状況での2位は満足と菊池は自分に言い聞かせていたのだった。
 
菊池寛幸コメント
「新しい体制でテストもなしで筑波に入り、メカニックと相談しながらエンジンのデトネーションを解決しようと必死だった。ブリヂストンタイヤのもちもよかったし、DENSOさんのおかげでストレートも走っていた。何よりメカニックが一生懸命やってくれて自分の足りない部分も補ってくれた。今回の状況での2位はさい先よいスタートだと思う。ボクを支えてくれたみんなに感謝したい」
次回、第4戦は5月25日に三重県・鈴鹿サーキットで行われます。
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