全日本ロードレース選手権シリーズ第8戦 岡山県・TIサーキット英田
観客動員数:29,600人

#5 菊池寛幸
10月19日(日)決勝2位 29分22秒854(18Laps)
10月18日(土)予選3位 1分36秒898

シリーズランキング4位

全日本ロードレース第8戦が岡山県・TIサーキット英田で開催された。シリーズは早くも最終戦。前戦で今季初優勝を達成できただけに、菊池が得意としているTIサーキット英田でも勝ってシーズンを締めくくりたいところだった。

SUGOで負傷した足のけがも癒え、菊池は事前テストから車体のセットアップを進めてきた。だが、なかなか納得できる状態に持っていけない。それでも、金曜日のセッションでは午前中はトップタイムをマーク。総合でも3番手に着けた。土曜日の公式予選で足回りを詰めることができれば勝つことができる。その手応えは感じていた。

予選では、とにかく足回りのセットアップを集中的に行った。今回はエントリー台数の関係もあり、二組に分かれての走行となったため、予選1回目が25分、2回目が30分と1セッションがいつもより短い。B組での走行となった予選1回目では、最終ラップに1分36秒940をマークし2番手。予選2回目で1分36秒898とタイムを縮めていくが、B組2番手は変わらず。グリッドはB組、A組と交互に並ぶ頭取りとなったため、3番手グリッドに着くことになった。

決勝日は今回も快晴となり、2万9600人もの大観衆がTIサーキット英田に押し寄せた。菊池は好スタートを見せ、ホールショットを奪うと、そのままレースをリードしていく。レース序盤からトップ争いは激しくポジションを入れ替えるバトルとなっていく。その中でも菊池は、常にトップから3番手の辺りのポジションにつけ、レースは終盤を迎える。残り2周となった1コーナーで井手選手にトップを奪われると、井手選手がそのままスパート。やや差をつけられた状態で最終ラップを迎える。最後まで勝利をあきらめない菊池はコース前半の高速区間で必死にリカバー。バックストレートからヘアピンでレイトブレーキングを見せ井手選手のインを刺しトップに浮上する。しかし、ヘアピンの立ち上がりから、リボルバーコーナーへの進入で井手選手が仕掛けてくる。ここで接触寸前となった菊池は、青山選手、山本選手にもかわされてしまい4位にポジションダウン。しかし、ダブルヘアピンの進入で山本選手を、ゴールライン直前に青山選手をかわし2位でチェッカーを受けた。この結果、ランキングは4位となり2003年シーズンを終了。

菊池寛幸コメント
「マシンをうまくセットアップできなかった自分のふがいなさを感じたレースでした。今回もブリヂストン、DENSO、MOTULを始め、多くの方の協力があったのに勝つことができなく申し訳ない気持ちでいっぱいです。エンジン的に問題もなかったし、タイヤのグリップもよかった。車体のセットアップ不足が決勝に出てしまい、得意なはずのTIサーキット英田が、難しい状態になってしまった。悔しい形でシーズンが終わる結果となってしまいましたが、今年の反省を生かし、来年こそはゼッケン1を獲得できるよう挑戦を続けます。今シーズンも多くのサポートをいただき、ありがとうございました。そして、これからも応援をよろしくお願いいたします」
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