菊池寛幸 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第5戦レポート

2007年MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第5戦
Superbike Race in SUGO
8月26日(日) 宮城県・スポーツランドSUGO(フルコース:3.737.5km)
天気 予選日:晴れ/決勝日:晴れ

#4 菊池寛幸(BATTLE&ミハラレーシング/Honda RS125R)
<予選>11番手 ベストタイム1分36秒479
<決勝>5位 ベストタイム1分36秒060(9周目)

3ヶ月ぶりに開催された2007年MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ。第5戦は宮城県・スポーツランドSUGOで開催された。シリーズ第4戦オートポリスでの予選で転倒し、大腿骨を骨折、その決勝を欠場した菊池寛幸はこの夏のほとんどを入院生活で過ごした。5月末に行われた手術の翌日からリハビリを開始し、怪我の回復に専念した菊池だったが、松葉杖が取れて、退院したのはSUGOに出発する4日前。まだ怪我した右脚の筋力が戻らず、金曜日の合同練習次第ではこのレースを欠場するかもしれない状態だった。

金曜日の練習ではまだ脚が痛んだが、どうにかなると判断し、土曜日の予選に出場。しかしまだ右脚に力が入らず、左脚1本でマシンを曲げるしかなかった菊池はどうにか予選を通過し、決勝に出場できればと思っていた。だが、その不利な状況にも関わらず1分36秒479をマーク。予選11番手を確保した。
決勝は日曜日の午前中に行われた。18周で戦われる決勝に、菊池はゴールまで右脚が持つかが不安なスタートとなった。また、マシンも十分にセッティングできていなかった不安もあった。だが、いざレースが始まると菊池は全力で走る。得意のスタートを決め、オープニングラップで7位まで浮上した。

だが翌周には8位に後退、そのままレース終盤まで6位争いを展開した。だが、レース終盤になってから、怪我した右脚にしびれを感じはじめていた菊池はペースが上がらない。一時は6位まで順位をあげたが、15周目にはまた8位に後退した。
だが、ここからが菊池の凄いところ。左脚にしか力が入らないのにも関わらず、再度ペースをあげて行き、16周目には7位、そして17周目には6位まで再浮上した。そして最終ラップには5位まで浮上し、そのままゴールした。

菊池寛幸コメント
「夏休みの間はほとんど入院生活に費やし、退院してからもまだ右脚に体重をかけることが許されず、自分の脚のみで歩きだしたのが、1週間前でした。手術の翌日からリハビリを始めましたが、筋力はまったく足りず、本当に走れるのかと心配しながらSUGOに来ました。でも応援してくれているファンやスポンサーのために頑張りました。走行をしてみると、やはり右脚で踏ん張ることができず、マシンを曲げるときは左脚を使って曲がっていました。その中での5位は満足しています。また、これだけのマシンを苦労して作ってくれたメカニックたちにとても感謝しています。レース中に観客席から応援してくれていたファンのみんなの声援もとても励みになった結果だと思っています」
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