菊池寛幸 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第6戦レポート

文部科学大臣杯
2008年MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第6戦
第40回MFJグランプリ SUPERBIKE RACE IN OKAYAMA
10月5日(日)
岡山県・岡山国際サーキット(フルコース:3.703km)
天気 予選日:晴れ/決勝日:雨

#8 菊池寛幸(F.C.C.TSR/Honda RS125R)
<予選>2番手 ベストタイム1分36秒445
<決勝>1位 ベストタイム1分49秒395

最終戦を迎えた2008年MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ。最終戦は岡山県にある、岡山国際サーキットで開催された。これまで3勝を挙げ、この時点でポイントランキングトップにいた菊池寛幸。このレースを7位以内でゴールすればタイトルを獲得することができる。だが、シリーズタイトルを気にせず、平常心でこのレースを迎えると菊池は決めていた。

金曜日に行われたA.R.T.合同練習からまずまずの調子だった菊池は土曜日の予選もセッションの始めから良い感じで周回を重ねた。予選は40分1回のみ。菊池はセッティングを詰めながら、タイムアタックを繰り返す。そして、セッションも終盤の19周目に1分36秒445を出し、この時点でのトップにたった。しかし、タイトル争いをしている徳留真紀選手が最後に菊池のタイムを抜き、菊池は予選2番手で決勝を迎えることになった。

そして迎えた決勝。この日は朝から雨が降り出し、コースコンディションはウェット。決勝前に行われたウォームアップ・セッションでは1分48秒279と2番手よりも2秒653も速いタイムをマークしていた。元々岡山マイスターと呼ばれるほどこのコースは得意の菊池。だが、決勝は気負いすることなく、全力で優勝を目指すことだけを考えていた。

スタートを決め、リードを奪った菊池は良いペースで周回を重ね、徐々に後続を引き離しにかかった。8周目にはこのレースのファステストラップでもある1分49秒395をマーク。だが、コンディションはウェット。ワンミスで転倒しかねない状況に、菊池はタイムを出したいライダーとしての本能を抑え、後続が差を詰めれば引き離すという戦法に専念した。そして、レースをリードしたままゴール。今季4勝目を挙げ、2005年以来3年ぶりの年間チャンピオンに輝いた。

菊池寛幸コメント
「優勝、そして年間チャンピオンタイトルを獲れたことはとても嬉しいです。これもチーム、スタッフ、そしてファンのみんなのおかげだと思っています。今週に入り、みんなにチャンピオンのことを言われてましたが、そのことはあまり気にしてませんでした。それよりこのレースに勝ちたい気持ちでいっぱいでした。決勝のグリッドでちょっと気負いしそうになった時に、監督からお前のレースをしろと言われて落ち着きました。今年はプロの集団のチームで戦えたことが、何よりやりがいがありました。本当に応援ありがとうございました」
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