
 | 全日本ロードレース選手権シリーズ第5戦 栃木県・ツインリンクもてぎ 観客動員数:11,000人(土、日、2日間合計)
#72 宮崎 敦 7月20日(日)決勝 リタイア 7月19日(土)予選5位 2分4秒139 全日本ロードレース選手権は、約2カ月ものインターバル経て第5戦ツインリンクもてぎラウンドを迎えた。宮崎は6月上旬にツインリンクもてぎでテストを敢行。レースウィークに向け、足回りのベースとなるセッティングを仕上げていた。しかし、思わぬ落とし穴が待っていた。6月下旬にTIサーキット英田でテストを行った宮崎だったが、そこで第2戦SUGO以来となるST600仕様のYZF-R6を走らせた。コンディションはレイン。コースイン直後にまさかの転倒を喫してしまった宮崎は右鎖骨を骨折。すぐにプレートを入れる手術を施したが、レースまで3週間。初めての鎖骨骨折だけに不安を抱えながらツインリンクもてぎに入った。
金曜日の走行では、走っているときは、それほど鎖骨骨折の影響はないように感じたが、走り終えると激しい痛みがあり、その表情はこわばる。ライディングに影響を感じたのは、ブレーキングよりも、S字コーナーの切り返しだった。土曜日の公式予選はレインコンディションとなったが、スピード域が低くなるため、体への負担は軽くなる。決勝レースの天気予報は雨だったこともあり、雨を想定してキャブレーションやタイヤチョイスを進めていった。予選1回目は2分9秒309だったが、予選2回目が始まる頃には、ほとんど雨は止んでおり、路面もレコードラインは乾いている状態。カットスリックで出て行くと、3周目に2分4秒139をマーク。その後、雨が降ってきたこともあり、ほとんどのライダーがこの時間帯にマークしたタイムがベストタイムとなった。宮崎は2列目5番手グリッドからスタートすることになった。
決勝日は予想外のドライコンディションとなり気温も上昇。僅か10分というウォームアップでタイヤとキャブレーションを確認。キャブレーションはいい状態ではなかったので、グリッド上でもセッティングを続け、スタートを迎える。シグナルがブラックアウトし、一斉に1コーナーを目指す。宮崎はまずまずのスタートを見せ、6番手で1コーナーをクリア。オープニングラップで2台をかわし、4番手で最終コーナーに進入していったのだが…。その瞬間、リアタイヤのコントロールを失い、ハイサイドで転倒。鎖骨を再び痛めてしまいリタイアとなってしまった。
宮崎敦コメント 「今回は完全に自分のミス。やってはいけないことをしてしまい応援してくれている方には、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。今回のレースを見ても、トップのペースは決して速くなかった。ライバルに対して劣っているとは思わない。今シーズンは悪い流れのままきているので、次回のオートポリスからいい流れにしたい」
次回、第6戦は8月24日に大分県・オートポリスで行われます。 |