宮崎 敦 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第5戦レポート

文部科学大臣杯 2008年MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第5戦
SUPERBIKE RACE IN SUZUKA
9月7日(日) 三重県・鈴鹿サーキット(フルコース:5,821m)
天気 予選日:晴れ/決勝日:晴れ

#72 宮崎 敦(TEAM DAYTONA GIVI YZF-R6)
<予選>5番手 ベストタイム2分17秒834
<決勝>6位 ベストタイム2分17秒977

今季も残りわずか2戦となった2008年全日本ロードレース選手権シリーズ。その第5戦は三重県にある鈴鹿サーキットが舞台となった。宮崎敦にとってここ鈴鹿はGP250時代でワイルドカード参戦ながら世界選手権を優勝したコース。2戦連続表彰台フィニッシュをしている宮崎は、ここでその連続記録を更新していきたいところだ。

鈴鹿での事前テストが1度きりだった宮崎は、レースウィーク中に金曜日からマシンをセットアップする。マシンにトラブルはなく、快調にセットアップを進めていった宮崎。走りで、タイヤの消耗が勝敗を左右するだろうと確認した宮崎は、決勝でタイヤに負担のより少ないセッティング、そして乗り方を詰めていく走行を続けていた。

土曜日はエントリー台数を2グループに分け、午前と午後の2回の予選となった。宮崎は焦らず、午前中はレースセットの詰めに専念。タイムは2分17秒834をマークしていた。午後の予選もレースセットを詰めて行き、セッション残り数分のところでタイムアタックを開始。今週末の自己ベストを出せるだろうと思っていた宮崎だが、タイムアタックの1周目に200Rのシケインで転倒。このセッションのそれまでのベストタイムが2分18秒087だったため、午前中の予選タイムが宮崎の予選タイムとなり、グループ別でのコンディション条件の違いから、総合結果はA組とB組を交互に決めていくことが採用され、宮崎は予選5番手を獲得した。

暑くなった決勝。宮崎はオープニングラップで8番手まで後退する。だが、翌周には2分17秒台を出し、3位争いに加われると判断していた。徐々に前との差を詰めていき、5周目には6位まで上がっていた。だが、レース中盤にさしかかったところで、ハプニングが起きる。宮崎のバイザーに大きな昆虫が激突。その残骸がバイザーを汚し、視界が半分になってしまった。走行ラインが外れるほどの状況に、宮崎はペースを上げるどころか感覚のみで走っていた。しかし、前を行くマシンの転倒やコースアウトで9周目には5番手、そして10周目には4番手まで順位をあげていた。ペースを上げ3位争いまで持ち込みたいところだったが、この時点から3位との差が徐々にひろがり、視界不良からペースをキープしようとするが、最終ラップで2台に抜かれ、6位でゴールした。

宮崎はこの6位で10ポイントを加算。ポイントランキングを3位まであげて、岡山での最終戦を迎える。

宮崎 敦コメント
「路面のコンディションが非常に悪く転倒者も続出する難しい状況でした。レース中は路面の状況を判断し、他車の動きを見ながらチャンスを狙いレースしました。鈴鹿の事前テスト不足もレースウィークに入るまで自分の状態がどうなのか解りませんでしたが、思った以上に他車のタイムが出ていなかったので自分はいい感じで走れているのだと確信して表彰台圏内を視野に決勝に挑んでいたのですが、決勝中に思いもよらず、大きな昆虫がバイザーにあたってきて、その残骸で、中盤からほとんど視界がなかったです。こんな事はもう起きないと思いますが、対策がとれるよう準備していきます。最終戦は優勝を目指して頑張ります」
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