2005年 MotoGP 第12戦 日本グランプリ 決勝レポート

今季ベストリザルトとなる3位を獲得した玉田
母国日本で2年連続表彰台に


予選4番手と優勝を狙う玉田にとっては今季ベストグリッドからスタートとなる日本グランプリはいつも以上に気合が入っていたが、朝の表情はいつもと何も変わらず緊張の面持ちはなかった。レースウィークに入り日が経つごとに気温も上がっていき、34度と3日間の中で最も暑い一日となった。朝の30分間のフリー走行ではセッティングを再度確認するために走行時間を費やすことに。そして1分48秒167で6番手タイムをマークし、決勝に臨むこととなった。

125cc、250ccの決勝レースが終わり、午後2時から玉田の参戦するMotoGPクラス(24Laps)の決勝を迎えた。まずますのスタートを決めた玉田は1コーナーを4番手とスタートポジションで通過。オープニングラップ中に1台抜かれ5番手になるも、すかさず抜き返し4番手で通過。3周目まで4番手をキープするも、4周目の5コーナーで抜かれ5番手に。そして11周目までこのポジションを守っていた。

そして12周目に玉田は3番手に浮上することになる。前を走っていた2台が90度コーナーで接触したからだった。トップを追う玉田だったが、トップ2台がハイペースだったため、3番手のポジションをキープする走りに変更。後続との差は約7秒以上あり、玉田のポテンシャルを持ってすればキープできるものだった。

そして遂に最終ラップを迎えた。13周目以降の単独走行が玉田の体力をギリギリまで追い詰めていたが、今シーズンの悪い流れを断ち切るかのように、見事3位入賞を果たした。玉田にとっては今季初表彰台となり今後のレースに良い流れで進んでいける結果となった。今シーズンから初参戦となったチームにもうれしい初表彰台をプレゼント、ゴール後はともに喜びを分かち合っていた。

レース後にはHondaブースでトークショーが行なわれ、大勢のファンとともい喜びを共有し、楽しい時間を過ごした。そして、パーソナルスポンサーでもあるOAKLEYブースではサイン会を開催し、「おめでとう!」という多くの歓声を浴びることになった。

玉田誠コメント
「3位表彰台は今までのことを考えれば嬉しいですね。前2台のペースが速くてついて行くことが厳しかったので僕はこのポジションを守ることにしました。無理してコケしまったらしょううがないですからね。ずっと単独だったので最後まで集中するのは厳しかったですが、最後まで集中して走りきれたのは今後につながると思います。今回で今まで悪かったところが分かってきたので、次からはもっといい成績を残せるようにがんばります! それと今年からタイヤをミシュランに替えての初表彰台が何と言ってもうれしいですね」
MotoGP 第12戦