

| 2005年MotoGP第16戦 トルコ・グランプリ 決勝レポート
玉田誠、レース後半の追い上げで8位に入賞
10月23日(日) 玉田は決勝レースのスタートで鋭い出足をみせ、1コーナーで世界チャンピオンのバレンティーノ・ロッシを交わして6番手に浮上し、この時点ではすべてが順調と思われた。残念だったのは、コニカ・ミノルタ・ホンダのエースが序盤でリズムに乗ることができず、順位を落したことだった。
玉田はオープニングラップを8位で終了し、4周目には11番手まで後退してしまった。しかし7周目になると、タイヤの温度が最適なレベルに達し、玉田もその感触をしっかり掴んで走ることができるようになった。その結果、玉田はクリス・バーミューレン、中野真矢、アレックス・バロスの3選手に追いつき、抜き去ることができた。とはいえ、バロスを攻略している間に、玉田はタイムをロスし、前を行くコーリン・エドワーズとトニー・エリアスのヤマハ勢に水を開けられることとなったが、8位のポジションをキープし、入賞を果たした。
バレンシアGPの成績しだいで、玉田は年間ランキングのトップ10に入る可能性を残している。すぐ前の中野真矢との差は、最終戦を前にして僅か9ポイントとなっている。
玉田誠 (8位-23周-42分17秒484 ベストタイム:1分54秒358) 「スタートはよかったけれど、最初の2〜3周で順位を落としすぎてしまいました。グリップ感がよくわからず、攻めの走りができなかったのが原因でしょう。そのあと何周かしているうちに、タイヤの温度が理想的なレベルになり、いいリズムで走れたおかげで挽回することができました。8位という結果は満足できるものではないので、最終戦のバレンシアでは好成績を残し、コニカ・ミノルタ・ホンダ・チームのためにも、いい形でシーズンを締めくくりたいと思っています」
ルカ・モンティロン チームディレクター 「マコトは好スタートを切ったけれど、1コーナーを抜けたあとは、今シーズンずっと彼を悩ませている問題が発生した。つまり、レース序盤にタイヤの感触を掴むことができなかったのだ。ここにマコトの制約があり、克服するにはフランス製ミシュラン・タイヤの特性についての経験を積んで正しい知識を身につけることしかないだろう。リズムに乗ってかはラップタイムも改善され、いくつか順位を挽回することができた。ポイントをここでも稼げたことは好材料だった。残る希望は、期待通りにいかなかった今シーズンを好成績で締めくくることだ」 |